さて、今回は前回ブログでお話しした、「インタビューや取材を成功させるコツ」の2回目になります。1回目をお読みで無い方は、ぜひ上のリンクから読んでみてくださいね。
(3)記事を書く際は、もう一度下調べしたことを整理しよう
インタビューを終えたら、それで終わりではありません。お話しいただいたことを基にして、それを文章に綴るのです。
お話を伺う時は真っ白な気持ちで、と言いました。しかし文章を作成する際は、事前に下調べをしたノートや、前準備した資料、取材してきたメモ、そして音声データを、もう一度手元に置いて開きましょう。
メモや音声データには、インタビュイーの生の声が記されています。その言葉すべてを記す必要はありません。目的によって必要な情報を取捨選択するのです。
でも、一番伝えたいことは何か。それはきっとインタビュイーの言葉の中に隠されているはずです。
(4)インタビューの目的と思いを書き出してみる
インタビュー・取材には必ず目的があります。
例えば、インタビュー記事をコンテンツとして載せるのであれば、その方の生き方や、行っていることへの考え方だったり、作家さんであれば作品に対する思いや誕生秘話など。
コンテンツが伝えようとしている方向性によっても記事の内容は変わってきます。
何を伝えたいのかをはっきりさせることが大事。
それはクライアントの意向、インタビュイーの思い、そして記事を読むであろう、読者の知りたいことは何かを考えるのです。
「顧客が記事を読んで、その商品を買いたいと思って欲しい」
「自分のプロフィールを読んで、この人に依頼したいと思ってもらいたい」
「この人の魅力と考え方を記事を通して知りたい」
それぞれの立場によっても、その思いは違うことがあります。
しかし常に心がけていることは、間違った情報は伝えない、誰も傷つけない、そしてわかりやすい文章を書くということです。
その思いを、記事の目的と照らし合わせて、構成を考えていきましょう。
次回は、実際にインタビューした内容を記事にまとめるコツについてお話しします。
季節の変わり目、体調を崩したりしませんように。
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